農機具展示会
JAの農機具展示会に行ってきました。山梨県下のJAが集まっての展示会ですから、結構大きな集まりで、主要なメーカーの農機具、農業資材が、南アルプス市の木の国サイトを会場に一同に集まり、展示やデモンストレーションを行います。
今回の私の目あては、畑の剪定した枝を処理する粉砕機チッパー

日本では現在野焼というのは一般的には禁止されているんだけど、畑での剪定枝の処理はその対象外になっている。

ということを逆に利用して実施しているのが、私らのイベントである
冬の畑の遊び方「きるもすくう」なんだけど

とはいえ、大量の枝を全てイベントでは処理できないし、償却すると短時間にCO2排出するという気がねもあって、
今回はチッパーで処理する事も考えようかなと・・・

ちなみに、畑から出た木を、燃やすのは、CO2の排出的には、温暖化に寄与しないことになっています。空気中の二酸化炭素を吸収して植物の身体を作るので、農業生産物による焼却は、CO2的にはプラスマイナス0です。
あと、燃やさないで堆肥化すればCO2ださないと思っておられる方もいるようですが、堆肥化してもCO2は排出します。それは、急速にCO2を出すか
ゆっくりと出すかの違いで、分解の過程でCO2はやっぱり放出します。

そういう意味では果樹園からのCO2排出量を抑えるなら、堆肥化するより
炭にするほうがいいです。炭の状態である限り(つまり使わなければ)微生物も分解できないので、二酸化炭素を排出しないままでいます。

それはさておき、農業機械が沢山展示されている中を歩き廻って
いろいろな機種を説明を聞きながら物色しました。

今日の山梨は、かなり強風が吹き荒れ、かなり寒かったのですが
まあ楽しかったです。

海外でのカンティフェアもこういった農業機械の展示があったりして
いい感じですが、もっとこの行事も、一般の人も目にするお祭りにしても楽しいかもと思います。