2月12日(火)
(27日目 残り4日)

*********************

こちらの記事はFacebookのイベントページの内容を一部転載したものです
http://www.facebook.com/events/313343532110600/

キャンペーン期間中に、ぜひ私のNPOへの支援をお願いします
*********************

本日は夕方から雪の予報という事で、また畑仕事が遅れます・・・
ということで、午前中は打合せを終えると速攻で畑へ、
スモモの棚栽培をやっていた畑を頼まれて仕上げているのですが今までの剪定の仕方が、どうやら、毎年その場しのぎのやり方だったらしく、枝がぐるんぐるんと回り込むやら方向があちこち飛んでいるやらで、樹の勢いを殺すという意味では役に立っているんだろうけれど、バランスは崩れまくっています。

こういうのは大手術になるのですが、あんまりばっさりやると本体が弱ってしまう恐れもあるので、とりあえず1本はめちゃくちゃすっきりして、もう1本は様子を見るみたいな形で切ってみます。

結局大木を2本仕上げるのがやっと、こんなペースでは春になってしまう

15日過ぎたら、畑に籠りますので探さないでくださいトホホ

午後はなんと夜まで、新しい公共事業の、コミュニティビジネス協議会の会議。今回は、NPOと企業や行政が支援したり、協働する際に、それぞれのNPOが発展していくステップが存在し、ステップごとに付き合い方が変わって来ると言う仮説のもと、それが実際に自分達の活動に当てはまっているのかを事例と共に解説を行う小冊子を出そうとしていまして、その編集会議やら、マッチングセミナーの打合せやらで、議論が白熱。自分の視点で考えていた私のNPOのビジネスモデルは、グリーンツーリズムと農産加工の組み合わせという事だと思っていたのだが、このステップに当てはめながら、外部の目から見てもらうと、実は南アルプスファームフィールドトリップという団体は、「遊休農地を使った、地域雇用を創出する事業モデル」だったのです。通常は、農地というのは、農産物を生産して販売する、生産事業というのが経済モデルなのですが、農地を(特に経済的な生産物生産に向かない遊休農地は)都市農村交流の場としてツアー会場として使い、コーディネータの雇用を産んだり、食育イベントのための生産農場として使い、食育体験や教育ファームとしての雇用を作ったり、出荷に向かない果実を、農産加工したり一次加工することで、雇用を作ったり、山羊や・牛に草を食べさせることで、草刈りをビジネス化させる雇用を産んだり、そのそれぞれの雇用の場を、障害者や、生活困窮者、ひきこもりになってしまった若者などに、社会問題の解決手法の一つとして、畑を使ったしごとづくりを行う。
なんか改めて、私は農産加工事業者ではなくて、この地域の農産資源を使った、新しいしごとの場を作るためのスタートアップ機関なんだなあと納得。
ちなみにこの視点は、http://empublic.jp/エンパブリックの広石さんからの指摘です。いつもありがとうございます。

そうなると、までい牧場という事業は、南アルプス市の遊休農地を牧場という経済活動の場にする事が目的ではなくて、南アルプス市の遊休農地で、福島から離れた場所に住む人でも、震災の復興や支援を考える事が出来たり、活動を行える場所づくりが可能な新しいしごとを作る事業なんだと思える。そこで新しいビジネスモデルが出来てうまくいけばそれはそれでいいし、までい牧場で新しい人があらたな活用法を見つけても面白いと思う。でも一番大切なのは、そこの場所で何かを始めるきっかけ作りを創り出す事なんじゃないかと思う。

なんてことを想いながら、来年の計画を練っていたりするのだけれど、会議の途中で、加工場のトラブルがあり、急きょとんぼ返りしたのでした