2月27日の金曜日に、南アルプス市のワークショップが無事終了し、各班がそれぞれのテーマに従い、発表を行った。
で、わが2班は、南アルプスのブランドがテーマだったんだけれど、10分の与えられた時間で、ちょっと消化不良気味

で、この場で勝手に私の考える南アルプスブランドを書いてゆこうと思う
で、発表用にかんがえてみたのが以下のような文章。
私は発表者ではないので、これをもとに、テーマごとに発表していった

南アルプス市のブランド作りをテーマに2班では色々な検討を重ねてきました。

ブランドとは、人々が選ぶための印であるが、その選択にはいくつかの認識が存在する
他とは違うこと・他より安心なこと・優れていると感じること・
そこでしか手に入らないことなど。

これらを元に、市域や・自治体としての南アルプスのブランドとなり得るものは

なによりも市名として選択した南アルプスにほかなく。さらに、さくらんぼ・すもも
桃などの豊かな農業資源がその地域的な特色を補っていることがわかりました。

しかし南アルプス山脈は、他の自治体も含まれ、事実・白州や武川・早川など
南アルプスを前面に押し出した街づくりをおこなっているところも少なくありません
特に、南アルプスの主峰を持ちながら、市の中心部からは、その山並みが見えにくい
当市の立地条件はせっかくの資源を生かしきれていないのが現状です。

しかし、そのことこそが他の自治体では真似の出来ない、本物を有する南アルプスの
ブランド戦略となりうると考えます。

私たちはここで、3つの提案を行い、それを連携することにより、
他には比べることのできない、しかも市民のためにも、市を訪れる人々にとっても
価値あるブランドが確立できるものと信じます。

まず第1点は、選ばれた者しか登れない山に南アルプスをすることです。
首都圏から最も近いアルプスにもかかわらず、中央アルプス・北アルプスに比べ
圧倒的に登山人口の少ないのが南アルプスです。
アクセスの悪さがその根底にあるのは間違いありません。逆に、南アルプスへのアクセスを容易にすれば、一大観光地になる潜在能力を持っています。
しかし、ただ単にアクセスを確保することは、大切な環境を破壊することにつながります。われわれは、環境を守りつつ、多くの人々に南アルプスを訪れて貰うという、相反することを行わなければなりません。
そしてその方法はあるのです。

南アルプスの白根3山は、前山の櫛形山と夜叉神峠に阻まれ、関所のようになっています。つまりこの前山で、レベルを上げ、一定以上の資格をもたないと、南アルプス本山には登れない、もしくは登山者が登ると恥ずかしい思いをする山にすればよいのです。
マナーの必要な山マナーを知らないと恥ずかしい思いをする山。それには受入れる市民のマナーも大切です。そのために、南アルプスらしさというものを
「山を育てる」「山を守る」「山を伝える」活動に集約し、その考えに沿った活動を
南アルプス環境ISOとして、認証を与えていきます。
一見自分たちには無関係な活動ですが、ごみのリサイクルや、清掃奉仕は、環境を守り
山を守っていることになります。
各企業がISOの認証をとることも、やはり山を守る活動です。
街にあやめを植えることは、櫛形山の自然を伝える活動ですし、山を育ててもいます。
このようにすべて南アルプスらしさに関わる活動を認証するのです。

登山者や、観光客に対しては、山のマナーや、装備の大切さ。高山植物の知識など
また、自然保護や、エコロジー活動などについても学ぶ、南アルプス環境つくり学校を
開校し、修了者には南アルプスのエコレンジャーとして、南アルプス登山を楽しみ、また他の登山客の模範となって貰います。

逆に一般の登山客で、講習を受けていない方からは、環境税のような形で入山料を徴収することも可能ではないでしょうか。これは、交通機関や駐車場の利用に上乗せという形で徴収可能です。逆に修了者は割引運賃になるわけです。

これらの運営は環境NPOや地域ボランティアが担い、このようなエコツーリズム活動が活動資金の財源にもなると思います。

第2に地元の農産物流通の活性化です。これには、環境にやさしい山、南アルプスにふさわしく、地産地消の推進や、環境保全型の農業がふさわしいと思います。
今までの市内農産物は、都市圏への輸送を伴う、人の居る所へモノを運ぶ形態でした。
それを今度は、都会の人に来て貰い、そこで消費してもらうという流れへ換えて行くことで、消費者により新鮮で、安価な産物の提供が可能です。

そのために、豊富な自然と、豊かな恵みを生かしたグリーンツーリズムの推進が適切ではないでしょうか、これは何も、遠い消費者だけを対象とするのではなく、まず南アルプス市民自身がその主役です。有休農地を学校やグループで農家とともに農作業体験を行い。その中で市民が農業体験プログラムのコーディネーターとなる。そして市民コーディネーターが今度は首都圏の消費者とのグリーンツーリズムのホストとして、農業者とともに迎える。今までは流通に乗らなかった自家野菜や、果物がそのとき、立派な地域資源としてなくてはならない南アルプスの顔に変わります。ツーリズムの参加者は、今までのような、通りすがりの観光客ではなく、南アルプスをふるさととして、なんども訪れるサポーターになります。もちろんそのサポーターが今度は南アルプスの環境作りを一緒に担っていくよう働きかけていけば、その活動は一層盛んになることでしょう。

第3に、山や、農村に訪れる人々をどう南アルプス市までアプローチするかです。
市民のほとんどが日常の足を車にたよる現状や、中部縦断道の開通など、車によるアクセスがもっとも考えられる手段となります。しかし現状、登山観光や、サクランボ狩りなどの農村観光においては、市内の商店街にとっては通過客になってしまいます。
ドアからドアへというマイカーの発達は、人の移動を点から点へと動かすのみで、その空間を共有することはありません。しかも地球温暖化に示されるように、マイカーの増加は南アルプスらしい、環境を守る点では歓迎できません。
そこで、南アルプス市内へのあたらしい交通システムを、クリーンエネルギーによって実現することがふさわしいと考えます。
この交通システムには2つの大きな目的があります
1つは、市内と市外を結ぶ公共交通機関としての役割。
1つは、南アルプスの玄関口や温泉・農業施設などと、市内中心部を結ぶ観光連絡線としての役割です。この2つの役割を、新しい路面電車システムであるライトレールトランジットLRTを採用することで、街のシンボルとして、人々の交流の中心として活躍してくれることでしょう。特に、山間部と市内を結ぶ幹線には、間伐材の輸送路としての役割も持たせたら良いでしょう。山で切り出した樹をLRTで運び、木の国サイトで加工する。余った間伐材やチップは、バイオマス発電所で発電し、LRTの電源として活用する。
まさにクリーンなエネルギーで走る、南アルプスにふさわしいやり方でしょう。
市内中心部から甲府まではかなりの距離にと莫大な工事費がかかるかもしれませんが
市の北端双田橋からなら、最寄のJRまでわずか1kです。ここから高速道路伝いに路面を活用すれば、最短で首都圏へのアクセスが誕生します。市民は首都圏や甲府へは、インターに併設された格安の駐車場から、パークアンドライドすればよく、市内の飲食店も、電車の利用で堂々とお酒の飲める街に生まれ変われます。
近年の熟年者の登山ブームにも、公共交通機関があれば、もっと身近な山になるはずです
また、マイカーによる観光客にもLRTは威力を発揮します。
マイカーやバスは高速道路から併設の駐車場へ、そこから登山・観光に向かいます。
これなら山の中に広大な駐車スペースを確保することも、また排ガスによる環境の悪化もありません。さらに、観光のおみやげは、駅前に設けられたトランジットモールに人々が集まることにより、市場のような活気が街に蘇るはずです。市内の農産物、市民のフリーマーケット、商工会のイベント、まちの賑わいは、車から降りて歩く街づくりをすることによってたやすく実現できるのです。 
歩く街が出現することにより、中心街に、お年寄りと、子どもたちが一緒に集まれる施設なども実現できます。そこでは、世代を超えた交流や、昔のあそびや食の伝承など、お年寄りが主役になれるまちが出現します。今まで庭で作っていた野菜や草花・趣味のクラフトなどが、市場として機能するはずです。

もちろんLRTから外れた地域には、地域コミュニティバスをくまなく循環させ、今までのバスや、LRTと連携することで、お年寄りや子ども、障害を持つ人々が抵抗なく街でせいかつできる街が出現するはずです。

昔、ここ南アルプス市内にも路面電車が走っていました。ボロ電と呼ばれたこの電車、1957年におしまれつつ、その役割をバスと交代してはや半世紀が経とうとしています。
この地に駅が無くなって50年を迎える前に、今こそ私たちの力で、環境にやさしい南アルプスにふさわしい、平成のボロ電をクリーンなLRTで実現しましょう。

そのとき、他の人々から、南アルプスは、憧れの地に変わっているはずです。

JRを乗り継ぎ、南アルプス市にLRTで向かう。車椅子でもそのまま乗れるかっこいい車体に、子どもたちはワクワクしている。
電車は静かですべるように市内を進み。インター駅に到着。ここでは、観光バスや、マイカーの駐車場から、芦安の登山線への乗り換えで人々がごった返す。乗り換え街の間
隣接のトランジットモールの朝市を眺める。駅と街が隣接するので、まるで水平のエレベーターがあるような感覚。そのまま登山線に乗り、御勅使川沿いを走ってゆく。終点からバイオディーゼルバスで夜叉神峠へ、絶景の南アルプスを眺めた後、山岳館で、環境学校の登山のマナー講座を受講。去年は自然保護のコースをマスターしたから、あと1講座取れば、初級のエコレンジャーになれる。そうすればさっきの電車やバスが割引になるし、山小屋も優先で泊まれる。夢は1級のエコトレーナーだけど、南アルプスのことをもっと勉強しないとむずかしいかな。講義の後、周囲の山をエコトレッキングして帰りは途中下車して温泉でひとっ風呂、今夜は農家民宿に泊まる予定。
次の日朝から農作業を手伝い、自分の市民農園の草取りもする、農園の仲間とお茶を飲みながら、コンサートがちょうどあるらしいのでその人の車で一緒に音楽を楽しむ。そのまま市内へ送ってもらい。市内のトランジットモールで御飯を食べる。農産物や、クラフトなどのマーケットが立ち、子どもたちがお年寄りから昔の遊びを教えて貰っている。
お土産を買い込んで、LRTで高速のインター駅へ、帰りは高速バスで帰る。

ううん長いかな。
要は、南アルプス市にLRTを導入したらいいんじゃないって話